2013年3月15日金曜日

UE10pro for LxRen ・・・製作失敗

自作IEM勢のラスボスとして(一部に)知られるLxRen氏


左から、デブコンET、UVレジン、UVレジンその2、インプレ。
インプレの小ささですが、nTaQさんのインプレとの比較。
大体の人のIEMシェル内に収まるくらいの小ささ。

IEMメーカーでも製作を断られることもあるらしく、
1964EarsでV3を作られたのですが、CI*2+2389という構成が
P38AM+2389という構成に変えられていました。

ここは何とかCI*2で造りたいところ。何を造るか相談した結果、
ちょうどCIを2機積んでる、UE10proを造る事にしました。


今回は2389ではなくUE-Highを使うので、正真正銘同じ構成です。


シェルをくり抜き。透明シェルを頼まれたので、UVレジンで造ります。
369樹脂はちょっと黄色身が目立ちますからね。
しかし、CI*2がなかなか入らない!薄く薄くしてたら最終的に1.0mm厚くらいになりました。
最も薄い箇所は0.2mmを切るくらい。


CI*2は多少ずらさないとシェル内に収まりません。並列に接続して・・・


タップ部にちょこんとネットワーク基盤を乗せます。基盤は秋月で売られている
SMD基盤。vorbiserさんに教えてもらいました。ぎゅっと出来ていい感じ。


音導チューブも、普段使ってるWestoneのチューブでは収まりません。
内径1.0mmのイラックスチューブをそれぞれのスパウトにはめて、
熱収縮チューブでまとめます。


フィルタは内径2.0mmのイラックスを拡げて、その中に突っ込みます。
フィルタは筒型の金属筐体に納まっているんですが、その筐体に
外径1.7mmのイラックスを突っ込みます。熱収縮をかぶせて密閉。
こちらはUE-Highのスパウトにはめます。


シェル内に遊びが無いため、あらかじめユニットにしてシェル内に入れます。


ギリギリ。ちょっとシェルに亀裂が入りましたが、最終的に内部に
樹脂を充填するので大丈夫です。
CI*2の音導チューブは、みっきーさんの8.A・1964リシェルみたいに
90度ちかく曲がってます。
しかし、シェルに入れてから、基盤の配線が断線してないか気になってきました。
一旦出して確認しないと・・・


パキっ


あっ




やっちまいました。今日はもう寝ます。